人間の目からの情報量の多さは、五感のうちで最も多いといわれています。車の運転では8割以上が目からの情報です。
事務作業をする場合、パソコンを使うことは当然になってきましたが。1日の仕事時間の大半をパソコンモニターと向き合っている人も多いのではないでしょうか。
そういう人でも、ノートパソコンの小さい画面や、ミニタワーについてきた小さい画面を使っている人も少ないのではないでしょう。
仕事は、人と話をして進めていくのがいいのでしょうが、パソコンが仕事の道具の真ん中になっている現状では致し方ありません。
そうなると重要な役割を占めてくるのは、目で直接見るパソコンモニターになります。
パソコンモニターには様々な種類がありますが、今回は一般的なビジネスシーンでの利用を前提にお勧めを紹介します。
仕事に使うのが、ノートパソコンでも、モニターだけは、仕事効率的にも、目のためにも外付けを使いたいところです。
お勧めパソコンモニター
現在は、フルHD(1920✕1080)の解像度の液晶モニターが主流です。
4Kモニターやウルトラワイドタイプもありますが、一気に値段が上がります。
画面の大きさは、21.5型~27型くらいまでが現実的です。23型~24型の商品が充実しており、これくらいが一般的なデスクに合いそうです。
23型~24型のおすすめ
iiyamaの23.8インチモニターです。
iiyamaは、いわゆる老舗でブラウン管モニター時代からいい商品を世に出して高い評価を得ていました。この商品も、画面の性能的には何ら問題がありません。
いまは、マウスコンピューターがiiyamaを買収しています。
他の商品と違うのは、モニターの台です。画面の傾き調整はもちろんのこと、130mmの高さ調節や縦横90度回転もできます。高さ調整は地味でも貴重な機能です。2台のモニターを使う場合などには、必須ですし、気分転換にもうれしい機能です。
安い価格のものには、高さ調整や縦横回転だけでなく、画面の向きを変えられないものもあります。この商品は、若干値は張りますが、それだけの価値はあります。
27型のおすすめ
デスクに余裕がある場合は、27インチモニターを備え付けたいところです。
I-O DATAの27型モニターです。最低限の基本性能を備えたものをあげました。入力端子もHDMI×1 アナログRGB×1だけですが、ビジネスシーンでは最低限使えそうです。価格も2万円を切っています。
機能を絞った分、iiyamaでお勧めした、高さ調整などの機能はついていません。快適に使うためには、モニターアームを使うことをお勧めします。
モニターアーム
モニターアームをつけることによって、作業の快適さは次のように大きく上がります。
この自由度を手に入れたら、ドン置きのモニターには戻りたくありません。
- モニターが宙に浮くので、下の空間が使える。モニターの足回りがものの吹き溜まりになるのを防げます。
- 高さ、縦横90度、角度が自由
- 画面の前後左右の位置移動が自由
モニターアームの種類
デスクから直接可動部が出る方式と、デスクにポールを取り付けてそれにアームを付ける方式があります。アームの数は1本と2本があり、取り付け方とアーム数の組み合わせになります。
アームの構造は3つの回転部とモニター設置位置の可動部により自由な位置決定ができるものがほとんどです。
上下移動は、ガススプリングなどで上下の動きに対応できるものと、回転だけでモニターを上下移動できないものがあります。ポールに設置する場合、高さ調整はできますが手軽にできないことになります。
注意が必要なのは、まずポールタイプの上下移動できないタイプを設置して、後から2台目を同じポールから取る場合、回転だけのタイプでは2台のモニターの高さが合いません。その場合は、次のようなタイプにしましょう。
まとめ
パソコンモニターは人によっては、愛する家族よりも多くの時間、顔を突き合わせる相棒かもしれません。少ない投資で快適さを手に入れましょう。
コメント